フラダンスの暗黒時代
1820年にボストンからハワイへ宣教師たちがやってきました。
そこで免疫のないハワイの人々にアメリカ人たちが持ち込んだ疫病が流行してしまいます。
当時のハワイの女王は疫病に無力なハワイの神を捨て、キリスト教を取り入れるようになります。
それとともにハワイの神官たちを抑えるためにキリスト教を支持したとも言われています。
そして1830年、フラダンスを公の場で踊ることを禁止しました。
それとともにハワイの神の絶対的な強さがなくなっていき、キリスト教は広まっていきました。
さらにハワイの神殿を破壊したり、神々を否定するような運動も活発になり、ハワイの伝統文化は衰退していきました。
このような時代が50年間続くことになります。
ハワイはとても華やかなイメージを誰しも持っています。
ウラには、様々な事が起きているからこそ、今がとても華やかに見えるのかもしれません。
また、気候にも恵まれているハワイであるからこそ・・・
フラダンスに限らず、ハワイではレイがとても身近な存在!!
空港で「アロハ」と言ってレイをかけて出迎えてくれたり!?
フラダンスではレイを頭、首、手首足首につけます。
このレイはただのお洒落なアクセサリーというものではなく、それぞれフラダンスに関する深い意味があります!!
頭につけるレイは覚えたフラダンスを忘れないためにつけます。
首にかけるレイは体内に悪霊を入れないようにするためのもの。
手首と足首のレイはフラダンスの振りを間違えないようにつけます。
また、レイをつける順番も決まっていて、足首、手首、首、頭の順につけていきます。
これはハワイでは大地からマナの力が体に宿ると信じられていたためで、その通りに下から順につけていくわけです。
ただ、普通にレイをかけている人も多いと思います。
こんな、深い意味があったのは知っている人は少ないでしょう。
一緒に勉強していきましょうネ☆”
PR